SPY FAMILY①〜③の感想

 新型コロナウイルスのせいで外に出ることができないため、話題になっていたSPY FAMILYを読んでみた!

 

 『SPY FAMILY』とは少年ジャンプ+で連載中の遠藤達哉氏による漫画である。「このマンガがすごい!2020」では1位や「マンガ大賞2020」では2位というふうに賞を総なめにしている作品である。本屋でも目立つところに置かれていたり、集英社を挙げて推している作品であるということだろう。

                以下あらすじ↓

 名門校潜入のために擬似的な家族を作ることになった凄腕スパイ「黄昏」。孤児院で娘にすべく選んだ女の子は人の心を読める超能力者であり、ひょんなことから妻となった女は殺し屋!お互いが素性を隠しながら送る家族生活はどうなるのか!スパイの計画は成功するのか!乞うご期待!

 

                  感想

 スパイ要素、殺し屋のアクション、学園要素、家族ものなどみんな大好きなものを盛り沢山に詰め込んでいて、アトラクションに乗っているかのように楽しかった。

 超能力者持ちの娘役であるアーニャが可愛い!!!アーニャの好奇心旺盛でわんぱくな様子がとても微笑ましい。人の心を読めるからいろいろ嫌なこともいっぱい知ってしまうのだが、それでも陽気に元気よく生きる様は勇気を与えてくれる!正直スパイとかどうでもいいからこの娘を幸せにしてやってくれっと強く願う次第である。

 今はまだ3巻だが、まだまだ掘り下げようがある設定なので次の巻がとても楽しみである。アーニャの過去、冷戦下みたいな時代背景、などはまだ明かされていないし、何よりこの家族がどうなっていくのかがとても気になる。

 そもそも家族とは全くの赤の他人が集まり、時間が経つにつれ連帯感、一体感が生まれてくるものである。そういう点ではこのマンガは赤の他人の極地をいっている。スパイ、殺し屋、超能力者、それぞれ事情があり素性は明かせない。お互いがお互いを隠しあって生きているこの家族は究極の他人である。そこから生まれる家族的な親密さには人を感動させる何かがあると思う。この家族がどういう過程を経て親密になっていくのかとても楽しみだ。  

 そして今後注目しなければならないのがなによりもスパイ兼夫役であるロイドと殺し屋兼妻役のヨルのラブラブロマンスであろう!!!こういう契約でただ一緒にいるだけなのにだんだんお互い惹かれあって。。。っていう設定よくねッッ!まだ相手のことを全然知らない状態だけれどもちょっとずつ親密になってついにはx x xを。。。という展開を期待!!ジャンプ+はそういう系の漫画を結構な頻度で載せるので期待してますよ編集部さん!

 今後もエチエチかつスリリングな展開が待っているであろうSPY FAMILY、ぜひ読んでみてはいかがだろうか。

 

 

SPY×FAMILY 1 (ジャンプコミックス)

SPY×FAMILY 1 (ジャンプコミックス)

  • 作者:遠藤 達哉
  • 発売日: 2019/07/04
  • メディア: コミック